妊活における葉酸の効果って?
葉酸は、妊娠中の女性だけに必要だと思われがちですが実は葉酸は赤ちゃんを授かりたいと考える妊活中の方にも有効となる栄養素です。
そこで今回は、妊活における葉酸の効果についてちょっと説明しますね♪
まずその前に・・・葉酸の一日あたりの摂取量をきちっと把握しておきましょう。
葉酸を食事からとる推奨摂取量としては
成年女子男子ともに240ug/1日
とされております。ちょっとわかりやすく表にしてみました。
成人男性(18歳以上) | 成人女性(18歳以上) | 妊婦 | 授乳婦 | |
推定平均必要量 | 200ug | 200ug | 400ug | 280ug |
推奨量 | 240ug | 240ug | 480ug | 480ug |
上記でも書きましたが、これは食事からとってほしい目安になります。しかし妊娠を計画している女性、または妊娠の可能性がある女性は神経管閉鎖障害のリスク低減のために上記に加えて400ug/日のモノグルタミン酸の摂取が望ましいとしています。
ただしここで注意すべき点として、サプリメント等で葉酸を摂取する場合は一日あたり1mgは超えなこと!!
Contents
葉酸とは・・
このサイトのトップページにも詳しく解説をしておりますが、改めて葉酸とは何かを説明しますね。
葉酸は「水溶性ビタミン」の部類に入り、化学名は「プロイルグルタミン酸」といいます。
ほうれん草の抽出物から発見され、水溶性ビタミンB群の一種で、ビタミンB12とともに造血に働き、貧血を予防することで知られています。
葉酸という言葉から、植物性食品ばかりに含まれると思われがちですが、牛や豚のレバーなどにも多く含まれています。
葉酸の働きって??
葉酸はビタミンB12とともに赤血球を作り、たんぱく質の合成にも働きます。また細胞核の中で遺伝子情報を保存する核酸(DNA,RNA)の合成に不可欠で、体の細胞分裂を支持し、発育を促します。そしてさらに抗体を作り、免疫力を強化します。
葉酸はこんな人におすすめの成分です。
- 妊婦、授乳婦の人
- 母乳の出が少ない人
- 精力が減退気味の人
- 野菜が嫌いな人
- 貧血気味の人
- 口内炎になりやすい人
- 大量のアルコールを飲む人
- シミができやすい人
葉酸の一般的な摂取方法とは・・
日本人の方は三食、偏りがなく食事をしていれば、葉酸の不足というにはあまり起きません。ただ、食生活に乱れのある人、サプリメントで補うことが望ましいです。
また妊婦や授乳婦は細胞分裂に必要な核酸の合成を促進するために積極的に摂取してもらいたいです。というのも不足すると、胎児に脳神経障害がでたり、乳幼児の発育に悪影響がでる恐れがあるといわれています。
日本では、新生児障害の一つである二分脊椎の発生頻度が先進国でもっとも高めです。2003年度以降は横ばいにはなりつつあるも、1998年以降増加の傾向がみられ、そこで厚生労働省は妊娠を計画している女性に対し十分な量を摂取することを呼び掛けており、2002年度からは母子手帳にも明記するようになっています。
葉酸を摂取する際には、協力関係にあるビタミンB12、体内で葉酸を活性型に変換するビタミンCと一緒に摂取してビタミンのバランスにも気を配ることが必要です。ただしビタミンCの大量摂取には気を付けてくださいね♪
ただ葉酸は一般的な食品からとるのは非常に難しくなってきています。一般の野菜や果物といった食品中に含まれる葉酸は、調理や長期保存による酸化によって壊れてしまい、さらには体内での利用効率も50%と言われていて、通常の食事から一日あたりの推奨量を摂取するのは非常に難しくなってきています。
葉酸が多く含まれる食品
■野菜の場合
食品 | 目安量 | 可食部重量 | 葉酸含有量 |
ほうれん草 | 2株 | 70g | 150ug |
ブロッコリー | 3~4房 | 70g | 150ug |
アスパラ | 3本~4本 | 70g | 135ug |
かぼちゃ | 4cm角2切 | 70g | 30ug |
■豆類
食品 | 目安量 | 可食部重量 | 葉酸含有量 |
納豆 | 中1パック | 40g | 50ug |
あずき(乾燥) | 1/4パック | 35g | 50ug |
■果物
食品 | 目安量 | 可食部重量 | 葉酸含有量 |
いちご | 中5粒 | 100g | 90ug |
マンゴー | 1/2個 | 100g | 85ug |
オレンジ | 中1個 | 120g | 45ug |
女性18歳~29歳までの方は一日あたり、約240ug摂取したほうがよいと厚生労働省では言っています。そこで、上記の表を参考に、例えば果物いちごを一日15個食べたとしましょう。
5粒で90ugなので、270ugが15粒のいちごの中に葉酸が含まれている形になります。しかし体内の吸収率が50%とと言われているので、結局135ugしか葉酸が摂取できない計算になります。
まぁいちご毎日15個も結構きついとは思いますけど・・・
しかも妊娠時には推奨量240ugに加えさらに400ugが必要になってくるので結局はサプリメントを使って補っていくしかないのです。
葉酸が不足するとどうなるの?
葉酸が不足すると「貧血を起こしたり」「口内炎ができたり」「疲労感がでたり」します。というのも、葉酸が不足すると赤血球がうまく産出されず、悪性貧血を招いたり、出血傾向の病気に対する抵抗力が衰えたりします。
また特に妊娠中には、胎児の神経閉鎖障害を追うリスクが高まってきます。
なので、基本はバランスの良い食事。なかなかそれが難しい場合はサプリメントなどで補っていく必要があるわけです。
妊活もしくは妊娠中における葉酸の効果と働きについて
妊娠計画中もしくは妊娠中における葉酸の摂取量をちょっとまとめますね。
妊娠1か月前 | 妊娠(3カ月まで) | 妊娠(4カ月~10カ月) | 授乳中 | |
食事からの摂取 | 240ug | 240ug | 240ug | 240ug |
モノグルタミン酸 | 400ug | 400ug | 食事から240ugとるのが望ましい ※よってモノグルタミン酸でなくてもよい。 |
食事から240ugとるのが望ましい ※よってモノグルタミン酸でなくてもよい。 |
※食事からとることができない場合は、サプリメントでぜひ補うようにしてくださいね。
サプリメントで摂取する場合は合成葉酸である「モノグルタミン酸」であることが重要です。体内での吸収率が全然違います。
※赤い枠でくくってある部分を見てください。しっかり「葉酸」と書かれていますよね~。これがモノグルタミン酸の証です。
逆のこの写真を見てください。
「葉酸400ugを配合。」って書かれていますけど、原材料の部分には葉酸の記述がありません。モノグルタミン酸を使っていないことになります。
野菜等に含まれている葉酸の体内接種率はは50%と言われているため、本当に400ug摂取できるか疑問に残ってしまいます。
妊娠1か月前から妊娠3か月までの期間、葉酸(モノグルタミン酸型)を摂取することで神経管閉鎖障害の発生リスクを低減することが可能です。
バランスの良い食事をとりながら、足りない部分をサプリメントで補っていく。これが大事ですね!!
葉酸のそのほかの効果について
妊娠力をアップ!
卵子と精子が結合すると受精卵となりますが受精してもすぐに妊娠に至るわけではありません。
妊娠するには、子宮内膜に受精卵が定着(着床)しなくてはなりません。
また定着(着床)したとしても受精卵の成長が止まってしまったり、或いは正常に成長し切れなかった場合は、化学流産や胎児の先天性異常のリスクが高まります。
葉酸には細胞分裂を正常に促す働きがある為、葉酸を摂れば、質の良い卵子、質の良い精子が作られていきますので、着床率がアップしていきます。
その為、女性だけではなく、男性も葉酸を摂取することが重要です。
ご夫婦一緒に葉酸を摂り続けて行くことで、より元気で健康な赤ちゃんを授かる事が出来るでしょう。
また葉酸には、造血作用がある為、新鮮な血液を作ることで、骨盤内の血流を良くしてくれます。
これにより、しっかりと厚みのあるフカフカの子宮内膜が出来上がっていきます。
赤ちゃんがスクスクと成長出来る快適なベット(子宮内膜)を用意してあげることが出来れば、受精卵の定着率(着床率)は向上していくでしょう。
このように葉酸は、受精卵の着床をサポートし、また着床後の受精卵の成長もサポートしてくれますので、葉酸を摂れば、元気で健康な赤ちゃんが授かる可能性が高くなります。
ストレスを緩和!
妊活中は、なかなか赤ちゃんが授からない苛立ちや不妊治療の身体的・精神的負担などからストレスを受けやすくなります。
妊活中にストレスが生じると妊娠しにくくなります。
なぜなら生殖ホルモンの分泌をコントロールする脳の下垂体(視床下部)は、同時に自律神経もコントロールしているからです。
ストレスを感じると、脳の下垂体(視床下部)がストレスに反応する為に生殖ホルモンの分泌が行われなくなります。
つまり、自律神経が乱れるとホルモンバランスが乱れていきますので、生理周期が乱れたり、排卵機能に異常に生じるようになります。
結果、不妊のリスクが高まります。
またストレスや疲れは、男性ホルモン、テストステロンの分泌を減少させてしまいますので、性欲の減少、精子数の減少、精子の運動率の低下などが引き起こされることで、男性不妊となります。
このようにストレスは、妊活の大敵ですので、妊活中はストレスを取り除くことが大切です。
葉酸は、脳の神経系に関与し、ビタミンB12とセロトニンという精神を安定させる物質を増やして、ノルアドレナリンの分泌を抑えてくれますので、葉酸を摂ればストレスによって引き起こされる不妊を予防してくれます。
実際、葉酸を摂取して、うつ病が改善されたという研究報告もあります。
おすすめの妊活葉酸サプリはこれ!!
↓↓↓
「ママジュンビー」妊活中の方におすすめのサプリが発売!
葉酸サプリとは関係ないんですが、妊活するうえで何かおすすめのサプリメントなどないかなぁ・・・なんていろいろと調べていたところ、えっこれもしかしたらおすすめできるかもという商品を見つけたので、ぜひこのサイトで紹介させてくださいね。 その名も「ママジュンビー」。ジュンビー株式会社が開発した妊活サプリになります。 この会社のサプリメントアドバイザーの方は自分自身妊活でいろいろ悩み、その中で経験したこととさらにサプリメントアドバイザーの専門の知識を学ぶことでより妊活で苦労されている方の気持ちに立った形でこのママジュンビーを開発した経緯があるそうです。いやびっくりしました!!このサプリメントを見つけ、実際購入し成分などなどを見てたのですが、すべてパーフェクト!! このサイトは葉酸サプリを紹介しているのですが、ちょっと皆様に知ってもらいたくて、今回掲載することにしました。 このサプリは妊活する上で必要な栄養素をすべて配合。ただ配合されているのではなく、普段食事からとれる栄養素をちゃんと計算してあるところがすごい。ちゃんと厚生労働省の基準を順守していました。 まぁ見事です。 ではちょっと個別に評価せていただきます。
葉酸について 8/10
このサイトはあくまでも葉酸に注目した形になるので妊娠中にとったほうが良いとされているモノグルタミン酸400ugを基準としています。このサプリは葉酸サプリに特化したサプリメントではないのですが、さすが妊活サプリ。きちんと200ugが配合されていました。まさにママジュンビーですね。ビタミン・ミネラルの配合について 8/10
葉酸と一緒に摂取したほうがよい、ビタミンB12、ビタミンCが完璧に配合されていました。妊娠中はもちろんのこと妊娠までも一番良いのはバランスのよい食事からとること。それでも足りない部分をサプリメントで補うのが最も良いのでその部分をきちんとわかっている配合になっているのはさすが、ママ経験者のサプリメントアドバイザーが商品開発しているだけはありますね。ここまできちんとしているのにはびっくりしました!!ママジュンビー | 推奨量 | 平均摂取量 | 耐用上限量 | |
ビタミンB12(ug) | 2 | 2.8 | 4.6 | なし |
ビタミンC(mg) | 80 | 110 | 67 | なし |
ビタミンB6(mg) | 1.0 | 1.4 | 0.89 | 45 |
ビタミンB2(mg) | 1.1 | 1.2 | 0.91 | なし |
パントテン酸(mg) | 5.5 | 4 | 4.52 | なし |
ビタミンE(mg) | 8 | 6 | 5.6 | 650 |
ビタミンK(ug) | ― | 150 | 171 | なし |
鉄(mg) | 7.5 | 21 | 6.2 | 40 |
カルシウム(mg) | 70 | 650 | 405 | 2500 |
プラス栄養素 3/10
妊活で今注目されているアグリマックス。そして今では誰しもがしっているといわれているマカ、体を内面から温める効果があるといわれているヒハツエキス、さらには今では有名になってしまったルイボスエキスがバランスよく配合されいます。 また女性にはうれしいビタミンA、コエンザイム、ビタミンEまで・・・本当に欲張りなサプリです。笑飲みやすさ 10/10
一つ粒の大きさは約8mm。一日4粒を目安とのことなのでとても飲みやすいですね。このサプリも口に含むとほのかな紅茶系の香りがしました。 特に違和感もなく飲めたのでほとんどの方が問題ないと思います。安心・安全 10/10
(※上記画像のデータはWEBに記載してあったものをそのまま利用しております。)
安心の国産。さらにGMPを取得した工場で作られていいるので安心ですね。さらに第三者による放射能検査も行っているので安心と安全を心がけてくれています。ママの準備するには最高ですね。総評 【特別枠第1位】
正直このサプリメントを見つけ、実際購入してみてびっくりしました。ここまで妊活する上で必要な栄養素が入っているものを見たことがありませんでした。 本来このサイトでは葉酸サプリに特化した形にしたかったのですが、このサイトをみてくださった方に紹介したくなり掲載をしました。 妊活する上でもっとも重要なのはバランスの良い食事や運動。それでも足りない部分をサプリメントで補うのが理想です。 このサプリは食事で補えるだろうということも想定したビタミン・ミネラルの分量の配合がきちんとなされているのです。さらには妊娠した時に必要とされる、鉄、ビタミンB2、ビタミンKの配合。そして女性のアンチエイジングに良いとされているビタミンA、コエンザイム、ビタミンEがプラスされているのです。さらには妊娠しやすいといわれているマカやアグリマックスなども入っているのでこれ一つあれば本当に充分だと思います。 妊娠したい方なら是非飲んで欲しいサプリメントです!!