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植物レシチンとは

2016/12/12 用語集
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用語集

レシチンとは、リン脂質の1種でホスファチジルコリンとも言います。レシチンには植物由来の大豆レシチンと呼ばれるものと動物由来の卵黄レシチンとよばれるものの2種類があります。どちらも同じレシチンのため働きや効果には大きな違いはないものの、目的によって使い分けがされています。

植物レシチンである大豆レシチンは、血液中に長く留まるという特徴があります。コレステロールが血管に付着すると血液の流れを阻害し、動脈硬化を引き起こします。レシチンは水と油の両方の性質を併せ持っており、水と油を混ぜ合わせる乳化作用を持っています。そのためコレステロールを溶かして血液に混ぜ合わせることでコレステロールの増加を抑制する作用があります。植物レシチンはその特徴から動物レシチンよりも動脈硬化・脳卒中・高脂血症・心臓病などの予防やダイエット効果に優れています

一方の動物レシチンである卵黄レシチンは、神経系に働きかける成分が多く、記憶力や学習能力を高めたり脳機能を改善したりする効果に優れています。

植物レシチンと動物レシチンの共通の働きは大きく2つの働きがあります。
1つめは肝機能を高める効果です。レシチンは肝臓の脂質代謝に必要であり、肝機能保護の作用もあります。また必要な酵素を吸収すると同時に不要な物質を体外に排出したり、エネルギー代謝を促進する作用もあります。そのため、肥満・糖尿病、脂肪肝・肝硬変の予防や改善に効果があります。

2つめは美肌効果です。レシチンのもつ乳化作用は酸素や養分を体中に行き渡らせる効果があり、熱による皮膚の損傷をダメージから守る働きとともに美肌への効果があります。

レシチンの持つ乳化作用は、乳化剤としてアイスクリームやマーガリンなどに食品添加物に利用されているほか、化粧品の乳液やクリーム類や医薬品にも加工利用されています。

植物レシチンは別名のとおり大豆に多く含まれていますが、ぎんなんなどにも含まれています。

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Yuki

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当ブログ管理人で二児の主婦です。旦那に内緒でサプリメントアドバイザーの資格まで取っちゃいました!!主婦目線で葉酸サプリを紹介していきますね♪参考になればうれしいです。

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