ルチンはフラボノイドの一種であり、もともとビタミンPと呼ばれ、水溶性ビタミンとされていました。しかし欠乏症が見出されなかったため、現在では独立したビタミンとはみなされなくなりました。現在ビタミンPと呼ばれているフラボノイ […]
クエン酸とは、柑橘類や酢に含まれる酸味成分の1つです。柑橘系の果物や梅干しなどを食べると酸っぱさを感じますが、これがクエン酸です。食品添加物の酸味料・酸化防止剤・ph調節剤などに利用されています。 クエン酸は大きく4つの […]
ステアリン酸Caとはステアリン酸カルシウムのことです。主としてステアリン酸とパルミチン酸のカルシウム塩で、6~7%のカルシウムを含んでいます。体内ではほとんど吸収されないと考えられているので、安定剤・増粘剤・固結防止剤・ […]
クエン酸鉄Naとはクエン酸第一鉄ナトリウムともいわれます。第一鉄は酸化して化合物(イオン)となった鉄のうちの1つです。クエン酸第一鉄ナトリウムの製法はまずクエン酸を酸性の状態にして第一鉄塩にします。その後、さらにナトリウ […]
ビタミンKは脂溶性で天然に存在するK1とK2、合成品であるK3の3種類があります。ビタミンK1はフィロキノンとも呼ばれ、主に緑黄色野菜に含まれています。ビタミンK2はメナキノンと呼ばれ納豆や肉類に含まれるほか腸内細菌によ […]
ビタミンEはトコフェロールとしても知られ、αやβ、そしてγにδの4種類がある脂溶性ビタミンの1つです。しかし、人体に対して示す活性力はおよそαが67%、βが26%、γが7%、δが1%以下とかなり差があります。ここではαト […]
パントテン酸はビタミンB群に属するビタミンで、ビタミンB5と呼ばれていたこともあります。水溶性ビタミンのため、水に溶けやすく熱に弱いという性質を持ちます。「パントテン」とは「どこにでもある」という意味で、その名前のとおり […]
カルシウムは人体に最も多いミネラルであり、体重の1~2%です。そのうちの99%が骨と歯にあり、残りの1%が体液や筋肉、そして細胞にあります。 カルシウムは骨粗しょう症との関係が有名ですが、それも含めいくつかの働きがありま […]
鉄は五大栄養素のうちの1つであるミネラルの1種です。ミネラルは100種類以上ありますが、その中で鉄を含む16種類が人の生命維持に欠かせないミネラルとして必須ミネラルといわれています。人体に対する鉄の必要性ははるか昔、古代 […]
ビタミンCはアスコルビン酸とも言う水溶性ビタミンの1つです。ビタミンの中には体内で作り出すことができるものもありますが、ビタミンCは体内で作ることができないため、食事などによって摂取が必要です。熱やアルカリや中性にも弱い […]